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発生件数で16年連続ワースト1の大阪府の車上狙いが、11月末時点で1万5945件と昨年同時期より24%減って242件差で愛知県を下回っており、年間件数での「汚名返上」が確実な情勢になった。 被害が集中する駐車場で、防犯カメラ設置が進んだことなどが奏功したとみられる。 府警によると、大阪の車上狙いはピークの2001年には6万3820件も発生。その後、減少に転じたが、昨年も2万2526件で、2位愛知を5300件以上も上回った。 今年は、大阪で減少傾向が続く一方、愛知が増加しており、7月末時点で順位が逆転。その差は、12月中旬には約400件と、さらに拡大しているという。 車上狙いは全国的に駐車場で多く、大阪でも例年、被害の8割前後が集中する。府警は「大阪は、東京に本社を移した企業の跡地を利用した屋外駐車場が多く、そのことが犯行機会を与えているのでは」と分析。 府警は02年、府防犯協会連合会と一緒に全国に先駆け、カメラ付き駐車場を登録する「防犯モデル駐車場登録制度」を設けて設置を推進。今年度は府や大阪、堺両市が、防犯カメラへの助成制度を始めており、こうした効果が表れたと考えられるという。 PR |